三井物産杯ティーボール関東大会
(2006年/横浜青葉ジュニア)



2006年11月3日 ティーボール関東大会 第1回戦 江戸川臨海球技場
チーム名
東京中野
横浜青葉A 10



2006年11月3日 ティーボール関東大会 第2回戦 江戸川臨海球技場
チーム名
横浜青葉A
調布

「いつかは、こんな日が来るのだろう。」と思ってはいたがあまりに早い敗退に言葉を失った。
公式戦連勝中の横浜青葉だったが関東大会という大舞台で本来の力を発揮できず2回戦敗退となった。

1回戦の相手は、東京中野リーグ。初回、ばたばたと先制されいやなムードが漂うが、それを払拭したのは4番金子の一振り。打球は、右中間へフェンスオーバーの3ランホームラン。一気に逆転しいつもの横浜青葉のペースかと思われたが、県大会を圧倒的な強さで勝ち抜いた時とは、どこか違っていた。結果的には10対3と勝利したが今までのような余裕はまったく感じられなかった。しばらくティーボールから離れていたとはいえ技術的にも体力的にも1回りも2回りも成長した選手たちを信じのびのびと試合をさせてあげたいと思った。

2回戦の相手は、調布リーグ。以前、練習試合を行ったときのことを思い出した。確かあの時は、集中力を欠いた緩慢なプレーから試合に負けた。この時の悔しい思いが頭の中を駆け巡った。ミスが出ないように願った。子供たちは本当によく守ってくれたが、調布リーグは、一つ一つのプレーにわきたち、勢いをましていく。気がつくと負けてはいないのになぜか相手の応援に圧倒され小さくなっていく子供たちの姿があった。相手の守備もがんばって必死にボールに食らいついてくる。辺りを見回しても打球を抜ける場所があるのになぜかないように感じた。子供達もそんな思いで打席に入っていたのかスイングがどんどん小さくなり打球は飛んでくれない。いい当たりかと思えば正面を突く。1塁にかけてくる子供たちも必死の形相だった。打ち損じても一生懸命走り戦う子供たちに感動した。よく我慢して同点で迎えた最終回のタッチプレーもほんの僅かなタイミングだったが、2対3、サヨナラ負けとなった。内容こそ互角であったが、流れは終始、調布にあった。最後まで空気を換えられなかった。そして換えてあげることができなかった。負けるときは、こんなものなのかな。子供達のほとんどが試合後、涙していたが野球人生は今始まったばかり、この悔しい思いとすばらしい仲間たちと戦った思いを忘れずにこれからもがんばってほしいと思う。
本当にお疲れ様でした。最後まで、心強い声援を送ってくれた下級生ありがとう。
来年もまた関東という大舞台に立てるように練習してください。またご父兄の皆様も本当にありがとうございました。